Concept & Story
森に佇む週末の山荘
都心から2時間、秩父の森に建つ週末住宅。50代のご夫婦が「定年後の第二の人生を見据えて、今から森での暮らしを試したい」という想いで建てた、大人の隠れ家です。木と石をまとった山荘風の佇まいで、大きな窓から四季の森を眺めて過ごします。
薪ストーブを中心に据えたリビングで、炎を眺めながら読書やお酒を楽しむ。テレビもネットも忘れて過ごす、スローライフの実験場。将来の移住先候補でもある、特別な平屋です。
Wood Stove Life
薪ストーブのある暮らし
薪ストーブのあるリビング
リビングの中心に据えた薪ストーブ。炎を囲むようにソファを配置し、輻射熱が空間全体をやわらかく暖めます。梁を見せた天井と相まって、山荘らしい落ち着いた居間になりました。
デッキとつながる外観
リビングから続くウッドデッキは、森に張り出すように配置。夕暮れには木の外壁が西日に染まり、屋内外の境界がゆるやかに溶け合います。週末の朝食やお茶の場として活躍します。
炎を眺める時間
梁の架かる天井の下、薪ストーブの炎を眺めながらワインを楽しむ。何もしない贅沢を味わうための、ゆっくりとした時間が流れる空間です。
Forest View Design
自然を取り込む窓計画
大開口窓
森を切り取る大きな窓
リビングの正面には床から天井まで届く大開口窓。窓の外には森の木々が広がり、春は新緑、夏は深緑、秋は紅葉、冬は雪景色。一枚の絵のように切り取られた森を、ソファに座ったまま眺められます。
借景の設計
室内に森を引き込む
窓の高さと位置は、森の景色が最も美しく見えるよう調整。室内の床材も外のデッキと色味を揃え、視線が自然と森へ抜けるようにしています。
外観・屋根
三角屋根が映える森の佇まい
勾配のある三角屋根は、雪を落としやすく、ロフトを生み出す山荘らしい形。シンプルな外壁と縦長の窓が、森の緑によく映えます。周囲の木々に溶け込みながらも、凛とした存在感のある外観です。
屋根裏のロフトは天井からの光で明るく、読書や昼寝に最適な隠れ家のような空間になりました。
Outdoor & Approach
アウトドアと外構
カーポート
雨雪に強いカーポート
玄関脇に設けたカーポートは、雨や雪の日も濡れずに乗り降りできる配置。屋根付きで、アウトドア道具の積み下ろしや、ちょっとした作業スペースとしても重宝します。森の中の暮らしに欠かせない設備です。
外構・動線
玄関までの動線を確保
駐車スペースから玄関、デッキへとつながる動線を、段差を抑えて計画。荷物が多い週末の到着も、スムーズに家へ入れます。
Owner’s Voice
施主様の声
H様
50代ご夫婦
秩父市
2023年11月竣工
週末、この家で過ごす時間が何よりの楽しみになりました。金曜の夜に到着して薪ストーブに火を入れる。その瞬間から、都会のストレスが消えていきます。大きな窓から眺める森は、季節ごとに表情を変えて飽きることがありません。
定年後はここに完全移住するつもりです。今は「移住の予行演習」として、森の暮らしを楽しんでいます。この家を建てて、人生の選択肢が増えました。