Concept & Story
庭と家は、ひとつの暮らし
施主様(30代ご夫婦+お子様2名)の「子どもたちが庭と家を自由に行き来できる家」というご要望から、設計がスタートしました。平屋という形式が最もこの夢に近いと判断し、室内外の段差をゼロにした「全館バリアフリー」設計を徹底しました。
南側18㎡のウッドデッキテラスはLDKと同じ目線の高さに設定し、引き戸を全開にすると室内とデッキが一体化。「家族が自然の中で育つ」環境を、空間設計で実現しました。
Garden & Exterior
建物と庭は、ひとつの作品
縁側とウッドデッキ
南米産イペ材(ブラジリアンウォールナット)を使用。ノーメンテナンスで30年以上の耐久性。床板の方向をLDKフローリングと揃え、内外の連続性を演出しました。
落葉樹設計:ヤマモミジ
夏は日差しを遮る天然シェード、秋は燃えるような紅葉、冬は日差しを取り込む枝越しの光。四季の変化そのものを設計に組み込みました。
Space & Floor Plan
段差ゼロで、庭とつながる暮らし
バリアフリー
全室フラットバリアフリー設計
玄関から庭まで一切の段差をなくしたフラット設計。将来の高齢化にも対応しつつ、室内外を自由に行き来できる「段差ゼロの暮らし」を実現します。
玄関土間
三和土(たたき)仕上げの吹き抜け土間
玄関内に2.5㎡の土間スペースを設け、自転車・アウトドア用品の保管に対応。伝統的な「三和土(たたき)」仕上げで、経年変化が美しい空間に育ちます。

Craft & Construction
土の仕事と木の仕事、職人の連携
伝統左官
三和土(たたき)の手仕事
玄関土間の三和土は、消石灰・砂・にがりを現場で調合し、職人が手作業で叩き締める伝統左官工法。乾燥後は硬化し、適度な吸湿性が玄関の湿度を調整します。現代ではこの技術を持つ職人が希少になっており、和彩堂ハウスが厳選した熟練職人が担当します。
無垢材造作
縁側・回廊の無垢材造作
国産スギの無垢材を用いた縁側と回廊。一枚ずつ木目と反りを見極めて張り込み、経年で味わいを増す無垢材ならではの表情を活かしました。障子越しのやわらかな光と庭の緑を取り込む縁側は、家の内と外をゆるやかにつなぐ大切な空間です。
Specification
施工仕様
| 延床面積 | 約38坪(125㎡)+テラス18㎡ |
|---|---|
| 構造 | 木造軸組工法 平屋建て |
| 外壁 | 国産スギ 縦羽目板張り(オスモカラー仕上げ) |
| 床材 | 国産スギ 無垢フローリング 厚28mm |
| テラス | イペ材 ウッドデッキ 厚30mm(18㎡) |
| 土間 | 三和土(伝統左官・消石灰+砂+にがり) |
| 外構 | 大谷石アプローチ + ヤマモミジ(シンボルツリー)+ 在来植栽 |
| 施工期間 | 約7ヶ月 |